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戦慄の修学旅行!(小学校編)


あれは、俺が小学校6年の頃だった。修学旅行は長崎へ行った。
班別行動といえど、ルートは決まっている。俺をリーダーとした班は、
勢い良く俺の指示に従って出発していった。一番最初に。
しかし、俺は超の字が付く方向音痴。人は俺をさしてこう呼ぶ。

「人間磁石を近づけている時の方位磁石」と。

分かりやすいような分かりにくいような異名である。
そんな俺に任せたもんだからもう大変である。一応地図に従って進んでいたのだが、
丁度周回ルートの半分にきた時、別の集団が反対側からやってきたのだ。
俺「君ら、何してんの?」
相手「お前等こそ」
俺「ルート通りに、スタート地点から北に進んだだけだけど」
と、俺が北だと思っていた方向を指差すと、相手はこう言ってきました。

相手「それ南」

それが1日目でした。

2日目はかの有名な雲仙普賢岳にバスで登りました。
ガイドさんが言いました。「中森明菜が雲仙普賢岳に来ているので見に行きましょう!」と。
当時から俺は芸能界に極端に疎く、その名前すら知らなかったため、
なんのこっちゃさっぱりわからず、人に教えられて、初めて有名人なのだと知りました。
そして、その現場に到着したらしく、ガイドさんが、
「さあ、中森明菜ちゃんです!みんなサイン色紙の準備はいいかなー!?」
というと、「おー!」とどこから出したのか、色紙を持った(俺以外の)クラスメイト一同が
元気良く答えました。そしてガイドさんと俺達の目の前には……馬が一頭。

ガイド「さあ、馬の中森明菜ちゃんです。みんな、どう!?」

俺以外「なんだそりゃああああああああああああ!」

笑えました(俺だけが)


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